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我が家の和風庭園の入口には威容を誇るクロガネモチが鎮座しています。そこに結界を設けるように金閣寺垣を据えました。この垣根は上部に半割りの竹(玉縁)を掛けているのが特徴で、造形的に格調が高いとされています。構造自体は難しくないですが、棕櫚縄の飾り結びに手間取ってしまいました。

我が家の和風庭園は人工竹を使った竹垣で仕切られています。自然の竹を使うのが一番ですが、メンテナンスを考えると少し値がはっても人工竹に分があります。我が家には元々アルミフェンスが設けてあるので、その前面にシュロ縄で人工竹を編み込みました。この竹垣は周囲から庭の空間だけを切り離すとともに、全体の色合いを調和(欠けている三原色中の黄色を追加)させています。

我が家の和風庭園をデザインしていたとき、築山(つきやま)を造りたいと考えていました。しかし、地積が狭いので盛り上げるのが難しく思案を重ねていました。そこで思い付いたのが、縁を留めて高さを稼ぐ方法です。デザイン性を考えて丸い飛び石を立てて用いることにしました。
