”峰”の字を引くと、印篆として5つの字があり、”美”の字との調和を考えて下図左を選択しました。これはスキャナーで読み取ったものです。印鑑と同じ原理なので、彫る文字は左右反転します(下図右)。
字を決めたら、印材の表面に赤インクで下書きをします。あとは、印刀(彫刻刀)を使ってひたすら彫るだけです。印刀で指を刺したり悪戦苦闘の末、1時間半後にこんなのができあがりました。
早速、印泥(朱肉)を付けて押印してみました。ここで初めて左右のバランスが悪いことに気付きました。字の大きさを揃えたため、画数が多い”峰”の字が窮屈に見えます。これはいい勉強になりました。
